2008年11月10日
洗い流さないトリートメント
ドライヤーで髪を乾かす前につける洗い流さないトリートメントのお話です。
すでにご利用になっている方もたくさんいらっしゃると思いますが、美容師としても髪をダメージから守るためにも必ず使ってほしいアイテムです。
ただ『洗い流さないトリートメント』という商品もたくさんの種類がありすぎて、どれを選んで良いのかわからないですよね。
昨日ご来店されたお客様とお家での髪のお手入れのお話をしていたら、やはり洗い流さないトリートメントの話題になりました。
そのお客様は冬に石油ファンヒーターを使っているそうですが、何度も故障するのでメーカーに問い合わせたところ、以前使っていた洗い流さないトリートメントが原因だったそうです。
恥ずかしながらそんなお話を初めて聞きました。
はたしてGLOSSYでの洗い流さないトリートメントはファンヒーターを壊さないのか???
僕は気になると調べられずにはいかないタイプです(笑)
結果からいいますとGLOSSYの洗い流さないトリートメントはファンヒーターを壊しません!!!
ファンヒーターを故障させてしまう原因は、流さないトリートメントに含まれる成分のひとつであるシリコンだそうです。
シリコンは美容室で使っているトリートメントやスタイリング剤のほとんどに含まれています。
ということは美容室で石油ファンヒーターをつけたら秒殺で故障ですね(笑)
実際はそのようなことはないでしょうが・・・。
シリコンは髪の表面をコーティングして手触りをよくしたり、ぱさつきを抑える等の効果があります。
一口にシリコンと言っても何百という種類があり、熱を加えると化学反応するものとそうでないものがあります。
ファンヒーターを故障させるのは化学反応するシリコンだそうです。
このシリコンは熱を加えても化学反応しない物に比べて原料の値段が安く、市販されている洗い流さないトリートメントの多くがこのシリコンを使っているようです。
美容室で販売している洗い流さないトリートメントも例外ではなく、皆様の大事な(笑)ファンヒーターを故障させる可能性を秘めているようです。
それだけではなく普段のお手入れで使うドライヤー・ストレートアイロン・カールアイロンなどの熱により髪に残留してしまい、パーマやカラーの妨げにもなってしまうそうです。
CMでやっているシャンプーのツOキやアジOンスはこのようなシリコンをたくさん使っているので美容室でパーマやカラーに弊害がでる恐れがありますので担当の美容師さんに申告するたほうがいいかもしれません。もしくは使わないか・・・。
しかもこのシリコンの成分表示はジメチコンやジクロメチコンというおおまかな種類しか表示されてないので見極めることも困難です。
見極める方法のひとつとして、洗い流さないトリートメントにライターで火をつけた時白い煙が出るものは化学反応するシリコンだそうです。(良い子は危ないのでやめましょう)
お客様のお話がきっかけで新しい知識を増やすことができました。
皆様も髪のこと、お薬のこと、恋愛のこと(爆)等気になることがあれば何でも質問してくださいね。
僕がわかる範囲でお答えします。わからないことは次回ご来店までにすべての人脈と情報網をつくして調べます(笑)
そして日々成長していきます!!!
相模原の美容室グロッシー | 09:59 | トラックバック(0)
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