あなたが美容院で髪の毛を染める時、使用するヘアカラー剤が高価であればあるほど仕上がりが良くなるわけではありません。
だったら安いヘアカラー剤でも同じみたいに単純な事でもありません。
世の中には、メーカー各社からたくさんの種類のヘアカラー剤が出ています。
それこそ美容院もどこのメーカーの薬剤を使って良いのか迷うほど高品質な薬剤ばかりです。
美容師も迷うくらいですから、一般の方が良いカラー剤を見極めるのは至難の業です。
でも広告を見れば『イル○○カラー』とか『アディ○○ーカラー』とかヘアカラー剤の種類事態がメニューのようになっているんですよね。
通常のカラーメニューと料金まで違ったりしますから。
そんな風に書いてあると、このヘアカラー剤で染めれば良い髪色になりそうな気がしてきますよね?
でも結論を言うと、ヘアカラーの仕上がりはヘアカラー剤だけでは決まりません。
だから美容院を決めるときは、そのお店で使っているヘアカラー剤だけで決めるのはちょっと危険です。
今日は、あなたが理想の髪色になるためにどのように美容院を選べばいいのか僕なりに考えてみました。
よろしければご参考にしてください。
美容師にとってのヘアカラー剤とは
美容師にとってヘアカラー剤は、美容師がお客様を素敵にするための相棒です。
画家にとっての絵の具みたいなものです。
だから画家が、表現したい色やよく使う色の絵の具を選ぶように美容師もヘアカラー剤も選びます。
相性の良いヘアカラー剤を使う事で美容師は自分の思い描く髪色をスムーズに表現できるのです。
ヘアカラー剤はツール
絵の具を変えれば上手に絵を描けるようにならないように、ヘアカラー剤を変えたからといって誰でも簡単に思い通りの髪色に染められるわけではありません。
あくまでも美容師のイメージする髪色を表現するツールなんです。
そもそもヘアカラーというのは同じ薬剤で染めても、髪の毛の条件が違えば仕上がりの色は全く変わってきます。
結局はヘアカラー剤を使う美容師が使いこなせなけば良い仕上がりにはなりません。
どうやって美容院はお店で使うヘアカラー剤を選んでるの?
現在はメーカー各社、かなりの高品質で特徴のあるヘアカラー剤を出してきます。
アッシュにこだわっていたり
明るくても色味を出せたり
などなど
同じアッシュやピンクの色味でも、メーカー各社色味の発色の仕方も違います。
その中から、美容院それぞれが自店のお客様にあった薬剤を選び、日々お客様の髪の毛を美しく染めているわけです。
どこのカラー剤だから良いのではなくて、どんな髪色をお客様に提案したいのかで、そのお店ごとに最適なヘアカラー剤は違うということです。
まとめ
以上のような事から、あなたが美容室を選ぶときに『〇〇カラーを使ってるからこの美容院!』とかはあまりおすすめしません。
今はネット上に、美容院・美容師さんがそれぞれヘアカタログやインスタグラムでモデルさんやお客様のスタイルを発信しています。
それを参考に、あなたが好きな感じの髪色やヘアスタイルを作っている美容院で、できることならそのスタイルを作った美容師さんにお願いしましょう!
使っているヘアカラー剤が同じだからと、価格が安いお店を選んだりすると、同じ薬剤で染めても思った髪色にならないで、結局他のお店で染め直したりすることになりかねません。
結局お金もかかるし、髪の毛のダメージも進行してしまいます。
『ヘアカラーの仕上がりはヘアカラー剤では決まらない!』
『ヘアカラーの成功と失敗は、美容院選びの時点で8割は決まる!』
このことを頭の片隅にいれ、自分好みのスタイルをつくっている美容師さんを探してくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
あなたが素敵な髪色になれるのを願っています。