インターネットが当たり前になった今、何かを選択する時、僕たちはそこに書いてある他人の意見を参考にする。
クチコミってやつだ。
どこに食べに行くのか?
どこに旅行に行くのか?
どの商品を選ぶのか?
僕たちは生きていれば何度となく選択を繰り返さなくてはいけない。
そして出来ることなら良い選択をしたいのだ。
ようは失敗したくないということ。
だから情報を集める。
もちろん情報を集めるのは悪いことではない。
ただクチコミに影響されて、自分で考えることをやめてしまうと痛い目に合うかもしれない。
人の価値観なんて様々。
赤の他人の感覚で評価された言葉だけを信じて、選んでいるのだから仕方ない。
今の若い子たちは、やはり僕たちよりもネットの使い方を熟知している。
誰が書いたかわからないクチコミなどの薄っぺらい情報には敏感でなのだ。
どの情報が信頼できるモノなのかを見極めるセンスがいい。
ようは「良い」って言ってる人の数が大事なのじや、誰が「良い」と言ってるかが大事なのだ。
インターネットの情報の生かし方はセンスだ。
このセンスがやはり若者よりも著しく低いのが僕たちおじさんおばさんである。
クチコミを参考にするのは悪くない。
でも、最後に選択するのは自分でありたいものだ。
失敗することもあるかもしれない。
でもクチコミに選択任せている限り、本当に自分に合ったモノを見つけることはできない。
これからの時代、もっともっと情報量は多くなる。
それを生かすも殺すも自分次第。
出来ることならインターネットを生かすセンスの良いおじさんになりたいと思う。