オーガニックと言う言葉はとても便利な言葉です。
自分のような単純な人間はオーガニックと言う言葉が付いているだけで、安心・安全・体に優しいと言うようなイメージを一瞬にして持ってしまいます。
無印良品の白いオーガニックコットンシャツなんて聞くと、着ているだけで今まで自分がしてきた数々の悪業が全て水に流され心洗われた気分にすらなれますから。
白いオーガニックコットンシャツを着ていると、男性が初対面の女性に声をかけた時に78パーセントの女性が警戒心が弱まる研究結果が出ています(出ていないw)
オーガニックと言う言葉にはそれくらいの魔力があるんです。
美容の世界にも沢山のオーガニック達が存在します。
オーガニック化粧品・オーガニックシャンプー・オーガニックワックス・オーガニックカラーなどなど。
どれもこれもオーガニックと言う言葉の魔力によって、髪の毛や肌にとても良い気がしますね。
特にオーガニックカラーなんて、髪の毛も傷まないし、頭皮がしみるなんて事はまずなさそうな
気がする!
はたしてカラー剤にオーガニック成分を配合すれば、髪の毛のダメージや頭皮の刺激は無くなるのでしょうか?
白いオーガニックコットンシャツを着たら、自分の今までの悪業は綺麗さっぱり無くなるのでしょうか?(爆)
答えはどちらも同じです。
もちろんオーガニックカラーが悪いなんて事は全くないんです。
でも髪の毛にカラー剤を塗って、髪色が明るく変わったりしてるという事は
普通のカラー ≒ オーガニックカラーなのも事実です。
自分が新しいカラー剤を探していた時、とあるメーカーの人が自分に
なんてトークが、あったとか、なかったとか(笑)
まあ、薬剤を変えて材料費が上がれば価格を上げるのも仕方ないかとも思います。
何はともあれ
自分は、今のところプラス料金をお客様に頂いてまでオーガニックカラーのメニューを作ろうとは思いません。
オーガニックカラーだから安心安全・傷まないとは思わないですし。
でも
もしオーガニックカラーを使う美容師が本当に髪の毛が傷まないとか思っていたら危険すぎる
ま、さすがにいないと思うけど。
今のご時世カラー剤は、安心安全なんて当たり前。
オーガニックを大々的にうたっていない薬剤も低刺激・低ダメージは必須項目。
髪の毛の色を変えるのがカラー剤。
『もっともっとわかりやすく、色の部分で違いを見せられる薬剤を!』と考えてテストを重ね、自分が年末導入したのがTHROWと言うカラー剤なんです。
ちなみにTHROWにも
髪をすこやかに整える「オーガニックオイル・ボタニカルオイル」配合
ほら、髪の毛に良さそう(笑)
2018年は、お客様に今まで以上に色・質感共にカラーを楽しんでいただきたいと思ってます。
是非THROWのカラークオリティを体験して下さい。
オーガニック成分を配合してますけど、プラス料金はかからないので(笑)