苦手なモノは誰しもあるものです。
食べ物にしろ、運動にしろ、勉強にしろ、人間関係にしろ…
なんでもできて、なんでも好きになれたら最高ですが、なかなかそうはいきません。
だから僕は苦手は苦手と意識して、そのモノや人と向き合う事にしています。
ただこの『苦手』を『嫌い』とシャットアウトしてしまう人がいます。
不思議なもので『苦手』と意識していることは冷静にそのモノを見ることができます。
しかし『嫌い』と意識した瞬間、そのモノや人に対して良い部分を全く見ようとしなくなります。
そうやって完全にシャットアウトしてしまうのです。
『嫌い』という感情は自分の考えや判断を鈍らせます。
それはものごとや人を片側からしか見れないから。
『嫌い』と決めてしまえば、『嫌い』な部分ばかりが見えてきます。
それでは『嫌い』になるばかり。
だからできるだけ『嫌い』じゃなくて『苦手』と意識したいと思うのです。
鉄棒が『嫌い』な人は、きっと鉄棒になんてちかづきもしません。
「逆上がりなんてできなくていい!」と開き直るでしょう。
それではいつまでたっても逆上がりなんてできません。
でも鉄棒が『苦手』という人には、逆上がりができる可能性があると思うのです。
伝わってますか?
『苦手』と向き合えば、それは克服できる可能性があるということです。
もちろん全てが克服はできないでしょう。
でもせっかくの人生『嫌い』モノや人は少ない方が良いと思うのです。
ちなみに僕はプチトマトが苦手です。
何度チャレンジしてみても、今のところ克服できそうにありません(笑)
ま、そういうモノもあるものです。