美容師の世界ではやはりカットが上手いと一目おかれる存在になります。
でも、美容師の思うカットの上手いとお客様の思うカットの上手いは少し違う気がします。
美容師はカットだけでヘアスタイルを形作り、パシっとラインを出したりと土台となるカットを見て上手いと思います。
しかし細かな技術のわからないお客様は、自分の思い通りになったか、自分の好きな感じになったか、似合っているか、自分でやりやすいか、そんな感覚で上手いかどうかを判断しています。
全てはお客様の気持ちに寄り添えるかどうか。
そのためのカット技術だと思うのです。
上手くカットするために技術を磨くのではなく、お客様の希望を形にするために技術を磨く。
そんな美容師になりたいと思っています。