パーマ屋さんを20年以上経ちました。
20年も経つとパーマ液も進化しました。
メーカーさんが、僕たち美容師がお客様のニーズに応えるため日々研究を続けているおかげです。
昔ならダメージのある髪の毛にそのままパーマをかけることはできませんでした。
なので僕たち美容師は強い薬と弱い薬をミックスしたり、ダメージしたところにトリートメントをつけてかかりすぎるのを防いだりと工夫をするわけです。
それが最近(と言っても10年くらいですが)のパーマ液は、そのまま使っても失敗することが少なくなりました。
美容師にとってはありがたい限りです。
しかし
根本的にパーマをかける原理は今も昔も変わりません。
一見ダメージしてないように見えても、1ヶ月したら思ったより傷んでいたなんてこともありました。
だからこそ
パーマ液を使う美容師がお客様の髪の毛をダメージから守るため
必要以上に時間を置きすぎないなどの基本的なコントロールを忘れてはいけません。
薬剤の進化に怠けて、美容師も進化を止めないようにしたいと思っています。