『似合う』
美容師の仕事をしているとよく聞く言葉である。
顔に似合わせる。
骨格に似合わせる。
ファッションに似合わせる。
どれかひとつだけではダメで、これらを総合的に判断してお客様に『似合うヘアスタイル』を提供する。
それが美容師の仕事だ。
どんなに上手く髪の毛を切っても、どんなに綺麗な髪色に染めても、その人に似合っていないなら意味がない。
それは高級でとってもカッコイイピカピカの革靴を、上下ジャージで合わせてるくらい違和感があることだ。
その人の雰囲気に『似合うヘアスタイル』ができると、例え大きくイメージチェンジをしても違和感がない。
やっぱりジャージにはスニーカーだと思うのだ。
ヘアスタイルはその人の印象を決める重要なファクターだ。
しかしその人を構成する1つの要素である。
それだけ見ればカッコいい革靴も、ジャージに合わせればダサいポイントになるように、ヘアスタイルだってそうなりかねないのだ。
だから、お客様の雰囲気に似合わせる。
それがとても大切だと思うのです。
今朝、上下ジャージに革靴で颯爽と自転車に乗っている人を見て、そんなことを思いました(笑)