僕達美容師は、お客様に直接触れさせていただく特殊な仕事です。
ですが、慣れというの恐ろしいもので、ずっと美容師をしていると、お客様に触れて仕事することを当たり前に感じてしまいそうになっている時があります。
これはとても良くないことで、ほっておけばお客様にもきっと伝わります。
美容師の手は、お客様のヘアスタイルを素敵にするだけでなく、お客様へのおもてなしの気持ちを伝えられなくてはいけないと思うのです。
もし自分が話すことができなくても、お客様に触れている手から丁寧に大切にしている気持ちが伝わるように。
どんなに丁寧な言葉をかけるよりも、自分の手からおもてなしの気持ちを感じてもらえる美容師でありたい。
手は口ほどに物を言う
そんな手になるように。