「普通」っていう言葉って無意識に使ってしまうことがあります。
普通じゃないことがまるで悪であるかのように・・・
「平均」という言葉があります。
自分だけ違うのがちょっと落ち着かなかったりして、みんなと一緒だと思うとホッと安心する。
そんな「普通」という多数のグループに所属することが当たり前になった人は、時にその人の考える「普通」から外れたものに対して否定的になったりします。
それは「普通」じゃないよと。
その人の「普通」が相手にとっても「普通」なのかなんてわからないのに。
人はそれぞれ考え方も好みも違います。
もちろん顔も体系も違います。
内面的にも外面的にもすべてひとそれぞれが独自の個として存在しているのです。
もっと言えば、人の数だけその人の思う「普通」があるということです。
ヘアスタイルも然り
普通なヘアスタイルなんてないし、普通のやり方なんて存在しないのです。
美容師はいつだってその人をしっかり見て、その人だけのヘアスタイル、その人それぞれに合わせたやり方を追及することが大事です。
別に奇抜で個性的なヘアスタイルなんて作るつもりはありません。
でもそれが一見普通に見えても、なんかちょっと違うヘアスタイルを作るコツなのかなと思います。