美容師はヘアを通してお客様を美しくする仕事。
うん、これは間違いではない。
しかし『美しい』って、なんかしっくりこない。
だって何かを見たときに『あ〜これ美しい!』とか言わないでしょ?
言ってる人見たことあります?
だから『美しい』と言うよりは『可愛い』の方がしっくりくるのです。
そう、僕はヘアを通してお客様を可愛くしたいのです。
子供でもおばあちゃんでも。
みんな可愛くしたい。
『可愛い』ってただ単に容姿端麗なことを指す言葉ではありません。
その人を『可愛い』と思わせるのは、その人の持つ全体的な雰囲気から発せられるものだったりします。
だから可愛いヘアを作る時もそんな雰囲気を大切に。
ふわふわで柔らかく、女性らしい丸みや曲線のあるヘアを!
それらの要素をその人に合わせて、バランスよくヘアに落とし込む。
そうすると幼稚園児もおばあちゃんもみんな可愛くなるんです。
でも闇雲に可愛いの要素を取り入れれば良い訳じゃないんです。
さじ加減が美容師のセンス。
技術ばかりにとらわれず、こんな感覚的なものも大切にお客様の髪の毛を切りたいなと思っています。