『カットがうまい』
という定義は難しいものです。
ひとくちにカットがうまいと言っても
- 基本に忠実に正確に切るうまさ
- まとまりやすく切るうまさ
- ヘアスタイルを似合わせるうまさ
など様々なうまさがあります。
どれも大切な要素です。
今回は基本に忠実に正確に切るうまさの話を。
『カットが得意』という美容師さん達の言う『カット』とは、おおむね短めのヘアスタイルをカットする技術の事を指します。
その中でもよりシンプルなワンレングスのボブは、美容師のカット技術がはっきりと現れるヘアスタイルです。
もっとも基本的なスタイルでありながらも、そのシンプルさゆえごまかしが効かないスタイルだからです。
だから、インスタグラムやネットでヘアカタログをバァーって見ていても、直感的に『この美容師さんカット上手いなぁ』って僕達美容師が思う髪型って『うまいボブ』の写真を見た時なんですよね。
スポーツでもそうですが、一流選手は基礎がしっかりしていて、基礎技術のクオリティが別次元。
美容師のカット技術も然り。
だからボブを制する者はカットを制すると言っても過言ではないでしょう。
ボブのカットがうまい美容師は、ショートでもロングでもうまいのです。
もし中々しっくりくる美容師さんに出会えていないなら、いつも素敵なボブにしているお友達に美容師さんを紹介してもらうのはアリだと思いますよ。
僕もカットを制するため、日々ボブのカットを磨き続けます。
美容師のカットを追求する旅は永遠に…