日本人の8割がくせ毛
人それぞれ、くせの強弱はあれど日本人の約8割が自分の髪の毛のくせに悩んでいるそうです。
そんな多いの?
と驚く人も多いかもしれませんが、部分的にくせがある人も含めたら決して言い過ぎではないと思います。
当然のことながらGLOSSYにもたくさんのくせに悩むお客様がいらっしゃいます。
今回はそんな多種多様なくせ毛のお客様に、サロンワークでどのような対応しているのかまとめていきたいと思います。
カットでくせ毛に対応する
美容師の仕事で最も大切な技術がカットだと思います。
その髪の毛をどのように切ったらどうなるのかをしっかりと把握して切り進める経験値も大切です。
くせ毛の方のカットの場合は大きく分けて3通りの考え方があると思います。
1、くせ毛が出にくい長さでカットする
ある程度の長さを残すことで髪の毛自体の重さを残し、うねりを抑えるようにカットします。
長さでくせのうねりや広がりを収める方法です。
2、くせ毛が収まりやすい長さにカットする
その人のくせのうねりに合わせて、うねりが出ない長さ設定でカットする。
アルファベットの『S』のようなうねりを、真ん中付近でカットすることでアルファベットの『C』のようになってうねりでなく自然な毛流れとして生かしやすくなります。
1とは逆に短くしてくせのうねりや広がりを収める方法です。
3、くせ毛を生かしやすい長さにカットする
1,2はくせを収める方法でした。
うねりが大きい人はそのようなやり方でも対応できるのですが、強いくせ毛の人は長さを残してもうねりは収まりません。
そんな時は根元から強くうねるくせをパーマに見立ててくせが最大限出た時に形になる長さにカットしする方法もあります。
広がりをふんわりに変えられる長さまでカットして、くせ毛を収めずに素材を生かしてスタイルを作る方法です。
このようにお客様のくせ毛をしっかり分析していけばカットだけでもくせ毛を扱いやすくすることは可能です。
しかし人間のくせは千差万別。
カットだけでは力及ばないこともあるのも事実です。
そんな時の対応策をご紹介します。
パーマでくせ毛に対応する
くせ毛に悩む方は、うねりを伸ばすことばかり考えてしまいがちです。
でも、もともとのくせ毛のうねりよりも強いパーマでうねりを気にならなくする方法もあります。
くせ毛の人は比較的パーマの持ちも良いし、ウェーブヘアなら手入れもブローでくせを伸ばさなくていいので楽ちんです!
くせを生かした髪型やパーマでウェーブヘアは手入れも簡単で良いけど・・・
やはり風になびくストレートのサラサラヘアにあこがれる~
というくせ毛のひとは多いと思います。
そんな時はくせをまっすぐに伸ばす必要があります。
ストレートパーマ・縮毛矯正でくせ毛に対応する
くせ毛の人に限らずサラサラツヤツヤの髪型はあこがれですよね?
くせ毛に悩む人で、毎日ブラシでのブローやストレートアイロンを手にうねりや広がりと格闘している方も多いのではないでしょうか?
それを解消してくれるのが、ストレートパーマや縮毛矯正です。
どちらが良いかはくせの質や強さによります。
基本的にはストレートパーマだとくせ毛を完全にストレートにすることは難しいです。
くせ毛の人にはやはり縮毛矯正がおすすめです。
複合メニューでよりパーソナルなくせ毛の悩み・ご希望に対応
サロンワークでは、今回ご紹介したカット、パーマ、縮毛矯正などをお客様ひとりひとりのくせに合わせて場所ごとに使い分けています。
それによりパーソナルに対応し、お手入れも簡単になります。
例えば
後ろはくせを生かすけど前髪は縮毛矯正
なんてお客様たくさんいらっしゃいます。
縮毛矯正と同時に毛先はデジタルパーマなんてこともできますのでお気軽にご相談ください。
くせ毛はその人の個性です。
くせ毛の人が、髪質を理由に美容室を楽しんでもらえないのは悲しいです。
くせ毛は生かす事もできますし、まっすぐ伸ばす事もできます。
どちらにせよGLOSSYを楽しんでもらえるように、ひとりひとりのお客様とその髪質と対話できる美容師になりたいと日々思っています。
くせ毛でお悩みの方、お気軽にご相談くださいね!
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