こんにちは!
今日も行きますよ〜。
本日のゲスト。
小島さん
カラーは2〜3週間前にやったばかりだけど、ほとんど色落ちしてしまったそうです。
毛先はブリーチしてた履歴がありダメージ大。
いつもカラーしてもすぐに褪色してしまうとの事。
傷んだ髪の毛は色落ちしやすい
カラーはシャンプーする度に色落ちしていくのはやむを得ない事。
キューティクルの少なくなった傷んでいる髪の毛ならば尚のこと色落ちしやすいです。
カラーの色味の話しで言うと
濃い(暗い)色味であればあるほど色落ちし難くなります。
黒染めがその最たるものです。
むしろ黒染めは抜けなすぎて次のカラーが難しくなる事も…
そうなると美容師側の提案としては
少し暗めに染めて褪色していく過程の髪色も楽しんでもらう。
要は、暗くする事で色が抜けきるまでの時間を稼ぐという事になります。
しかしこの時間を長く稼ごうとすればするほど、やりたい髪色よりも暗く染めなくてはならなくなります。
だから暗くなりすぎないようにちょっとだけ暗めに…
とかなりがちなんですが
そうすると色持ちもほんのちょっとだけ良くなります(笑)
ここをどうにかしたいのは山々なのですが、自然の摂理なのでしょうがないです。
ローライトを利用して色持ちアップ
そんな時に僕がオススメしているのが、色落ちし難くいくらいの暗めの色を細かくローライトでブレンドしてトーンダウンする方法です。
ベースの髪色にパッと見わからない位の細かさでローライトを入れる事でナチュラルに色持ちがいいカラーができます。
全体が1色で見えてる髪色と同じくらいの明るさにローライトをブレンドして染めた場合、入れてる色が暗い分ローライトの方が色持ちが良くなります。
いつも色落ちが早いのが気になる方は是非ご相談ください。
今回は毛先のダメージカットしてスタイルのフレームを作り直し、コンディションとフォルムの両方をメンテナンスしました。
カラーは根元がほぼ伸びていなかったので、ベースカラーはそのままで黒に近い焦げ茶のローライトを細かく全体に入れただけです。
では仕上がりです。
いかがでしょうか?
よく見ると黒っぽいメッシュみたいなのが入っているのがわかりますか?
今回はよりナチュラルにブレンドしていますが、デザイン的に目立つようにローライトを入れる事も可能です。
それにしても小島さん。
初サロンモデルなのに表情やポーズが神っております。
僕の抽象的なリクエストにもドンピシャで応えてくれます。
なぜ初サロンモデルなのに撮られ慣れているかと言うと…
小島さん少し前まで生粋のコスプレイヤーだったそうです!
そりゃ納得。
サロンモデルの撮影もモデルさんが良い雰囲気を出せるかどうかは、演技に近いものだと思っています。
思い描く女性像になりきってもらえるとやはり良い写真が撮れるような気がします。
小島さんありがとうございました!