僕は吊るし上げてやりたかったんです！
なんなら紐で木にくくりつけてから吊るし上げてやろうと思いました。
あっ
植物の話しですよ。
植物の(笑)
ちょうど１年ほど前、すっかり植物ハマった僕は、気づけば鉢を見てひとりニヤニヤするキモいオヤジと化していました。
もはやお気に入りの鉢と添い寝もいとわないほど(爆)
しかし
僕の中のリトルサカモトが叫んでいたんです。
『何処かに新たな刺激はないのか！』と…
いつものように、鉢と添い寝しながら（してないけど）天井を見上げてハッとしました！
上だ！
吊るせばいいんだ！と…
実のところ
そろそろ鉢を置いて飾るスペースに限界を感じていたため、リトルサカモトもこの吊るして飾るアイデアには賛同してくれました(笑)
そしてネットで吊るして飾る植物を検索し始めたわけです。
そこで目に止まった植物が
コウモリラン。
別名ビカクシダ。
土に生えるのではなく、他の木や岩にくっついて生える着生植物だそうです。
オシャレだ！
これは間違いなくオサレだ！
しかし、近所の花屋やホームセンターにはあまり置いてなく、あってもなかなかよろしいお値段が…
これは少々問題です。
いゃ本当ちょっとだけですけどね。
問題です！
というわけで
またまたネットで検索することにしました。
ビカクシダのビカクとは鹿の角の事で、大きくなると葉が鹿の角のようになる事から名前がついたそうです。
しかし僕の中で大きく育った立派なコウモリランを買う事には抵抗がありました。
決して立派に育ったコウモリランの値段が高いからではありません！
やはり植物は小さなものを大きく育ててこそ楽しさがあるのだと思うからです！
鹿だって生まれた時から立派な角なんか生えてないじゃないですかっ！
俺が小さな苗を立派な成人
いや、成鹿の角のような葉になるまで育てあげようではないか！
と思うわけです！
断じて小さな苗の方が値段が安いからではありません！
ただただ植物の成長過程も楽しみだという気持ちなんです！
というわけで僕も無事コウモリランをお安くゲットしたわけでございます！
順調に育てあげ、まさに鹿角のように立派にしてやるからな！
もう気持ちは『花咲か爺さん』ならぬ『葉育ておじさん』です(爆)
熱帯魚屋さんで植物の値段よりも高い流木も買ってきました…
我ながらこの辺りツメが甘い囧rz
さっそく
水苔と麻紐でくくりつけてやりました！
そして針金を付けて、上から吊るせるようにしました。
ジャーン！
グロッシーのこの空間にぶらさがる、あたかも最初からこの流木に生えていたかのようなコウモリラン。
オサレだ！
間違いない！
植物吊るしちゃうなんて俺すごいオサレかもしれない（自画自賛）
後は立派な鹿の角のような葉に育てるだけだ！
フハハハハ！
それから1年後…
コウモリランはこんな感じに成長を遂げました。
ん？
なんか想像した成長と少し違うような…
鹿の角でないのは間違いない…
やはりもう少し成長しないとダメなのか？
お金で買わず
自分で立派な鹿の角のような葉に育てる道を選んだはず！
気長に今後の成長を見守っていこうと思います。
そういえば
先日古淵の島忠に行ったら、植物コーナーにナイスサイズのコウモリランが。
葉もすでにトナカイの角をほうふつとさせる大きさに。
どうやらうちのコウモリランとは種類が違い、この種は早くからまさにビカクと言わん葉を出す種類らしい。
うちにはこれからも地道にビカクになるまで育てあげる任務を背負ったコウモリランがおいでになります。
だから買わないけど一応値段チェック…
絶対に買わないけどねっ！
安いっ！
そこまでで僕の記憶は無くなっています。
値段を確認した後の事はまったく覚えてないんです。
きっと宇宙人に連れ去られた人間のように記憶を消されてしまったのかもしれません。
あ〜
こわいこわい！
で
今グロッシーにはその時値段を確認した鉢があるわけですが(爆)
だって気づいた時には鉢を持ってレジにいたんですもんっ！
こわいこわい！
これがコウモリランの魅力
いや魔力です(笑)
コウモリランオススメです！
