こんにちは!
相模原こぢんまり美容室グロッシー坂本です!
先日、いらしたお客さまから『オーガニックカラーとかオーガニックシャンプーってどうなんですか?』
っていうご質問をいただきましたので、僕なりにまとめてみたいと思います!
ロハス思考の方の増加と共にオーガニックという言葉をよく耳にするようになりました。
オーガニックとは農薬や化学肥料を使わずに作物を栽培することを言います。
だからオーガニック野菜というのはそのような栽培方法で育てられた野菜のことを言います。
農薬や化学肥料のイメージからか一般の野菜より、そういったものを使用しないオーガニック野菜のほうが安心安全なイメージがありますね。
ではオーガニックカラー・オーガニックシャンプーはどうなんでしょうか?
そもそもヘアカラーの薬剤(一般的な酸化染毛剤)やシャンプー剤じたいは、オーガニックの作物だけでは基本的には作れません。
オーガニックカラーは、ベースのカラー剤の中にオーガニック成分を配合することでオーガニックカラーと言っているようです。
そういったカラー剤には
自然由来成分89% 自然由来成分91%以上
っていう表記があります。
オーガニックシャンプーに至っては
自然由来成分100%
なんて書いてあるものもあります。
この自然由来成分ってなんでしょう?
自然由来成分とは成分に至る前の「素材」が天然のものであり、素材に化学処理を加えて出来上がった成分です。
もはや自然ではありませんね・・・
でも自然のまま使ったら製品として安定しないですから化学処理は必要なんですね。
たぶんこの自然由来成分のうちのどれだけなのかは不明ですが
オーガニック指定された成分を配合しているんでしょう・・・
自然由来成分全部がオーガニックではないわけです。
だからオーガニック成分89%にはならない!
結論。
基本的に
オーガニックカラーも普通のヘアカラーです。
オーガニックシャンプーは髪を洗う普通のシャンプーです!
髪の毛や頭皮を保護したり保湿したりする成分に自然由来のものを使っているかどうかが大きな違いなようです。
結局のところオーガニックっていう言葉の響きで『なんか髪や頭皮に良さそう・・・』
っていうイメージが重視されてるように思われます。
僕はロハス思考もオーガニックも否定する気もないですし、人それぞれの良いと思うものを選べばいいと思っています。
自分のポリシーを持っているのはとてもいいことです!
だからオーガニック〇〇を作っているメーカーも全商品オーガニックにこだわっているんだったら納得いくんですよ!
でもね大体そうじゃない(笑)
オーガニックがいいとか言っときながらそうじゃない普通のもあるんじゃない!
ってなるメーカーが多い・・・(そもそも薬つくってるんだからどちらかと言えば自然より化学だろ)
オーガニック流行ってるしオーガニックって書いとけばイメージも良いし売れるだろうみたいな・・・
実際『なんか髪の毛とか頭皮に良さそう』ってなって売れるんだと思う。
ただ言葉のイメージで『なんか良さそう』っていう考えはとても危険です!(こういう人が意外に多い・・・)
だいたいこの『自然由来は安全安心』の裏には『化学的なものは危険!』っていう言葉があったりします。
みなさんもネットなどを見てて目にしたことがあるかもしれませんね!
僕は大体この手の話を見聞きしても基本信じないことにしています。
さらに
『今のままだと危険ですよ!この商品ならとても安全なんです!』
なんて何かを勧められた日にゃ~もう・・・
幸せになる壺を勧められてる時くらい疑います。
基本的に僕たちが使用する薬剤を作ってるメーカーは、オーガニック系のものを作っているメーカーも含めて
常に髪の毛や頭皮に少しでもいいものを開発するようにしているはずです。
実際ヘアカラーの刺激もだいぶ低減されてきてると思います。
オーガニックカラーも言ってしまえばオーガニック成分を配合した低刺激カラーということになるんでしょう。
長くなりました。
まとめます。
オーガニックだから髪の毛や頭皮に良いわけではない。
ただ悪いものでもない。
オーガニックシャンプーが自分の髪の毛に合うなら使えばいいし、合わなければオーガニックでないものを使ってみるのも良い。
オーガニックカラーをやってもらって、仕上がりがいつもと違って気に入れば続ければ良い!
ちなみにGLOSSYで使用しているシャンプーとカラー剤の成分を今一度調べてみました。
どちらも自然由来成分配合!
おっ!
なんとパーマ液まで!
みなさんGLOSSYのシャンプーとカラー・パーマは
ばっちり自然由来成分配合でっす!
なんか髪の毛に良さそうでしょ?