こんにちは!
相模原こぢんまり美容室グロッシー坂本です!
この寒い季節。
バッサリとボブにカットする方結構多いです。
寒いのに短くする。
余計寒いじゃん!って思いそうですが
冬だからこその首周りのオシャレを楽しむには
むしろバランスが良いのです。
そんな季節のファションを楽しむためにヘアスタイルもバッサリチェンジしてしまう心意気がまたオシャレ。
そんなオシャレなゲストのカットとなれば
美容師も似合うボブを提供しようとそりゃ燃えますよね〜
ひとくくりにボブと言いましても、人それぞれ似合う長さシルエットがあります。
この長さとシルエットをコントロールをして似合わせたり、絶壁などの骨格補正したりするんですね〜
ヘアスタイルのシルエットは段を入れてコントロールします。
聞いた事もあるかと思いますがレイヤーとグラデーションというカットです。
特にボブの場合はグラデーションが大切です。
というわけで
今日は長さを変えずにグラデーションの入れ具合でどのようにヘアスタイルの印象が変わるか見てみましょう!
まずは段をいれていないワンレングスボブ。
これはこれで良いんですが全体に丸みのないフラットな印象ですね。
長さはまったく切ってません。
でも形が変わりましたね?
だんだんと丸みが出てきて、丸みの出るポイントが上に上がってきています。
これがグラデーションボブと言う美容師にとって、避けては通れないベーシックスタイルです。
僕もカット勉強中のときグラボブの試験で何度となく撃沈しました(爆)
どれが良いわけでなく、お客さまの骨格や狙ったスタイルによってグラデーションをコントロールしていきます。
バリエーションは無限です。
今回は左サイドのみグラデーションを入れました。
右サイドはワンレングスのままです。
長さは変わってないのにバックのシルエットにこれだけ違いが出てます。
前下がりにグラデーションを入れましたが、バックが軽くなる事で前から見たシルエットも丸みが出てきます。
このようにお客さまの好みや要望、美容師のプロとしての見立て。
総合的に判断してお客さまにヘアスタイルをフィットさせていく訳でございます。
ただワンレングスボブを切って梳いただけでは、軽くはなるけどシルエットコントロールはできないんですね。
グラデーションがうまく入れば絶壁もカバーできるし、トップもふんわり見せられます。
だからしっかりとベースカットで形を作る事ができれば、乾かした時に違いとなって現れます。
ボブに切ったけどなんかパッとしないのは梳いて軽くなっているだけで、グラデーションがキレイに入ってないのかもしれませんよ!
グラボブの試験で撃沈しまくったおかげか、今となっては得意なスタイルとなりました(笑)
そりゃたくさん切ってますからね〜(爆)
あなたも自分に似合うボブを見つけましょう!