あなたの髪をダメージから守りツヤ髪をつくる相模原駅徒歩3分の美容室グロッシーのブログです。

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今日はいくつかあるヘアカラーの薬剤の種類の特徴について書いていきます。
あなたにあったヘアカラーの薬剤を選ぶ参考になれば嬉しいです。

ブリーチ…

脱色剤。
ハイトーンカラーにする時に地毛を1度明るくしてからカラー剤で染める2度染めの時や、金髪にする時などに使います。
また、黒染めやダーク系に染めて明るくなりずらい時に使うこともあります。
ダメージは大ですので覚悟してやることをオススメします。
ブリーチでダメージした髪の毛はパーマがかけにくくなったり、まとまりずらくなるなどマイナス要素が多いです。
しかし、ブリーチしなくては表現できないカラーもあります。
自分の好きな髪色にして、自分でケアとスタイリングを頑張るのも僕はアリだと思います。
ヘアカラー剤…
脱色しながら染色する薬剤。
1番ポピュラーな薬剤でしょう。
明るさ、色味共にラインナップも豊富でさまざまなカラーリング表現ができます。
ホームカラーだけでなく、美容室でもメインの薬剤といえます。
アルカリと過酸化水素というヘアカラーの2大ダメージ要素は持っているものの、各メーカー開発努力によってダメージもだいぶ少なくなってきています。
また、明るさを変えない、暗くするなど脱色のちからをそれほど必要としない場合はアルカリや過酸化水素の配合量も少なくなって、よりダメージを抑えられるようになっています。
ヘアカラーをする上で重要な、明るくする、キレイな色を入れるというふたつの要素を持っていることで白髪染めからオシャレ染めまで多彩なニーズに応えることが出るため、まだまだヘアカラーのメインとなるでしょう。
ただ、ジアミンというアレルギーを起こす成分が含まれているためジアミンアレルギーの人は使えません。


ヘアマニュキア…
髪の毛を脱色せずに髪の毛の表面および表面よりの部分に染料を吸着させて染めます。
髪の毛に色のついたコーティングをするイメージです。
ジアミンアレルギーの人も大丈夫ですが、髪の毛は明るくできません。
また、頭皮に付くとなかなか落ちないので根元ギリギリから塗布しなくてはいけません。
根元からしっかり染めたい白髪染めの人は向かないですね。
ただ白髪やブリーチで金髪にしてから鮮やかな色のヘアマニュキアをするととてもキレイな発色をします。
逆に黒髪にやっても光りの加減でうっすら色を感じる程度です。
ヘアマニュキアはコーティングですので、やった直後にカラー剤を塗っても染まりにくくなる可能性があります。
ヘアカラーをしている人はやみくもにやらないようにしてくださいね。


ヘナ…
髪の毛を明るくすることはできません。草木の粒子が髪の毛にくっつき発色することで染める。
ヘナの葉肉でつくった粉末をお湯や専用のローションで混ぜて髪の毛に塗ります。ヘナは髪の毛のタンパク質に絡みつく習性があります。それによって髪の毛にとどまりオレンジに発色します。
そう、ナチュラルなヘナは白髪がオレンジに染まるだけです。
ブラウンを作りたい場合は、ジーパンを染めるインディゴの葉を混ぜたり、別の染料を混ぜる事で白髪をカバーできるようにしています。
ただ、あくまで自然なものですので発色に2日から3日かかってしまい、染めた直後は青っぽくなったり、緑っぽくなったりすることもあります。
時間が経ってからブラウンになってきます。
それはインディゴよりヘナの方が発色に時間を要するためだそうです。
美容室直後3日は待ってられないという人は向かないです。
しかし、ヘナは髪の毛にハリやコシを出すので軟毛や細毛の人にはすごくよいです。
しかも何度染めても髪の毛は傷むことはありません。
ジアミンに関しては基本的にはヘナには含まれていません。
ただ、なかにはヘナにジアミンを混ぜて染まりをよくしたヘナもあるようなので、ジアミンアレルギーの人はヘナをやる美容室の人に聞いてみてくださいね。
ヘナにアレルギーがある人もまれにいますのできをつけてください。
地毛を明るくしなくても良い白髪染め、ハリコシがない、そんな人にはオススメです。




香草カラー、和漢彩染、漢方カラー…
ヘナのようなハリコシのでる薬剤ですが、ジアミンは入っていますのでアレルギーの人はダメです。
ですが配合量は通常のカラー剤に比べると少ないので今はアレルギーでなくてもこれから先心配な人はヘアカラーで染め続けるよりは安心かと思います。
色もヘナに比べるとバリエーションも豊富です。
ただ、明るくするタイプはやはり少しダメージはあります。
水溶きタイプはダメージはほぼ無いといってよいでしょう。
染料を配合しているためヘナに比べると発色も早く安定しています。
明るくするタイプはヘアカラー剤とそれほど違いはないかもしれません。
ただ、ヘアカラーで色味を入れると弱めの薬剤でやってもどうしてもダメージが気になる人や、地毛を明るくしなくてもよい白髪染めの人もジアミンアレルギーがなければよいです。



長々とお読みいただきありがとうございました。
あなたに合いそうな薬剤はありそうですか?
どの薬剤もメリット・デメリットがあります。
髪質や悩み希望など含めベストなものを選べると良いですね。

そしてこれから10年20年とヘアカラーライフを楽しみましょう!